弔辞

知らないと困るお葬式の常識とは一般的にどのような物がありますか?

お葬式というのはいつどのような時に起こるのか分かりません。
そのために前もってできる準備はすべてしておきましょう。

まずは喪服は揃えていらっしゃいますか。
学生時代は制服で十分でしたが、社会人になればきちんとしたものを一通りは揃えて置くのが基本です。
また男性は真っ黒なネクタイと靴下、女性は真っ黒なストッキングと小ぶりの黒いバッグまで揃え、靴もシューズなどではなく、きちんとした黒い靴も揃えておきましょう。
派手目でないハンカチを2、3枚と数珠も必須です。

またお葬式では光り物を着けていては失礼になります。
男性は付けないでしょうが、女性は真珠のネックレスまでが妥当です。
しかも一連の真珠のネックレスで、二連になりますと不幸が重なると意味になりますので絶対に避けてください。
普段から婚約指輪を結婚指輪を一緒に着けていて、本当でしたらそのまま着けて出席してもいいのが冠婚葬祭における婚約指輪や結婚指輪の役割なのですが、あまりに奇抜で派手なデザインの場合は外しておいた方がいいでしょう。

また意外に用意していないのが香典を包むのし袋です。
もっとも最近ではコンビニでも売られていますので、大丈夫ですが一応種類は用意しておいた方がいいでしょう。

日本は宗教においてその袋に書く言葉も変わってしまいます。
前もってはっきりと分からない場合は申し訳ないのですが、御霊前と書かせてもらいましょう。

またお葬式は故人をしのび送りだす儀式の場でもあります。
余計な私語は慎み、またなによりも携帯などはマナーモードにして絶対に出ない様にしましょう
どうしてもでなければならない緊急な時には絶対に外の端の方で小声で受けてください。
基本的には携帯は非常時に備えてもっているだけで、特に派手なデコレーションをしているようなものは出すことも控えましょう。

ここに書いたのはあくまで基本的なことであり、それぞれの宗教によってはもっと違いがあります。
ただ何よりも人間としての配慮をもって出席してください。

このページの先頭へ